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2008年6月

2008年6月29日 (日)

ただいま

1週間ほど出張に行ってました。

おかげさまで結果は上々。

 

1週間ぶりに自分の仕事場に戻ると、ほっとしますな。

 

 

出張に行って、いつも実感するのが

東京って本当になんでもあるんだな~ありがたや。ってこと。

地方行くとほんとうにちょっとしたことが不便だったり、

食べたいものが食べれなかったり。

東京だと、たとえばラーメンひとつ取ったて、豚骨とか鶏がらとかラーメン屋さんも細分化してるから、豚骨が食べたければ豚骨のお店ってその時の気分にマッチしたラーメンを食べられる。

これってすごいことなのだ。

 

地方によくあるのは、ラーメン屋さんなのに、とんかつとかハンバーグがあったりして、メニューがやたらと豊富なんだけど、肝心のラーメンがトホホ・・・・・

それが面白かったりもするので、進んでメニューの多い店を選んでGO!!してしまうんですけどね。

 

 

今日は一日雨ですね。梅雨だものね。

ということで、このあいだ納品した作品。

石はすべてお客様のお持込です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC00856

 

 

緑色の大きいのはコロンビアのエメラルド。カエルの形をしてますの。

ホワイトゴールドで作った蓮の葉っぱに乗っていただきました。

葉っぱのツヤ感がいいカンジだと自画自賛。

ハッパの外にはみ出した石のところでチェーンを通すようになってます。

 

絶対的な一点ものです。

 

依頼から納品まで、一ヶ月もかからず、このカエルが手元にあったのもその期間だけなんですが、なんとなく愛着が湧いてしまったのか、写真じゃなくて本物に会いたい・・・・

 

カエルさ~ん。大事にしてもらうんだぞ~。

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2008年6月 5日 (木)

なんだかな・・・

例えが非常に極端ですが、

100円ショップのグラスと、バカラのグラス

世の中には、両者が同じに見える人と、まったく違うものに見える人がいます。

 

 

わたしは、ジュエリーを作る人間として仕事をするなら、

「まったく違うものにしか見えない」と言う人と仕事がしたいです。

 

 

仕事相手を選びたいなら、自分も精進しないとな。

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2008年6月 4日 (水)

彫りについて考える

ちょっと前ですが、エアーの力を借りて洋彫りをするための機械をちょっと体験させていただきました。

 

この機械、例えばハワイアンジュエリーを作るには、今となっては必要不可欠だと思います。

当社で修理、加工を請け負っているハワイアンジュエリーのブランドの会社の方(商品はハワイで作ってます。)から聞いたのですが、ハワイアンジュエリー工房では、カカカカカカ(?)と高音を響かせながら(そしてダダダダダというエアーコンプレッサーの音がたまに混じる)、この(このような)機械を使ってあっという間に彫り上げていくらしい。

 

(海外では結構普及しているが、日本ではまだまだ台数が少ないというのもこの音が関係してるのかしら。日本ではマンションの一室で作業している職人さんて結構いますもの。夜のマンションで使うなんて、防音設備がないかぎりお勧めできないです。)

 

なるほどなるほど。サイズ直しなどでうちに回ってくるハワイ製の商品がどうやって作られてきたのか、かの機械に触れた今、手に取るようにわかります。そして、指輪の表面の彫りのわりに(失礼)、指輪の内側に彫られたネームとかメッセージがやたらと上手!!という理由も分かりました・・・

 

この機械には数年前から興味はあったし、あればいろいろと使えると思いますが、(沢山練習したあとでね。技術あっての機械ですから)今の私のやりたい「彫り」とは違います。なんというか、機械を使った彫りや、石留めってなんだか、ざくざくしてて、丁寧に慎重に作業したとしても、どう見ても雑な印象がしてしまうのです。(出力の調整などである程度は改善されるとは思いますが。)

 

今私がやりたい彫りはもっと繊細なものなのです。(まだまだ未熟でザクザクしてますが)

ということで、購入はお見送り~。

営業の人にもイラっとしたし、買うならほかのルートで。です。

 

 

先日、お客様から和彫りを入れる指輪の依頼があり、いつもお願いしている和彫りの職人さんに依頼しました。が、出来が・・・・・・・・人の手作業なので調子のいい、悪いはどうしてもあるというのは重々承知してますが、今回はそれだけでは言い訳できないほど致命的なミスが・・・・

ほかの理由もあり、ゼロから彫りなおしていただくことに。次は、和彫り職人を名乗るのに恥ずかしくない仕事をしていただけることを期待してます。

 

あまりの上がりの悪さと、それに対する職人さんとのやり取りにがっかりしていたところに、あるお客様が「伝説の和彫り職人(故人)」の作品を持って私のところにいらして「見てもらいたくて、ちょっと間借りてきた」と言うではありませんか!!!!

ただ単に、制作予定ペンダントのデザインの参考として「梅の花」のイメージを伝えるためだけにこの見事な作品を借りてきてくださったのです。

 

私としては、期せずして「これが本当の職人技」とも言うべき和彫りの作品を間近で見られて感謝カンゲキ。きっと神様がお客さん(だみ声のおじさん)に姿をかえて私の前に現れたのです。

 

花のひとつひとつ、枝の一本一本、木の皮の一枚一枚までもが生き生きと彫られていました。ああすばらしい・・・・・

本当の「和彫り」って、ただ図案にそって線を入れていくってことではないのだということがはっきりわかりました。線の一本一本に表情があるのです。まさに水墨画のように。

 

もう、これを彫った方はお亡くなりになってしまいました。

もう新しい作品を見ることも、仕事を依頼することもできません。

悲しいです。

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