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2008年2月

2008年2月28日 (木)

オパールのリング

Dsc005361

数日前ですが、「ヒスイ」の記事の最後の写真のオパールリングが完成。

地金の価格が沸騰中ですが、たっぷり20グラム近くプラチナを使ってます。

ダイアも、沢山ちりばめて、 堂々たるリングに。

27カラットのオパールのは、プラチナの輝きを反射して、セッティングされる前の姿より、数段美しく輝きます。

Dsc005601

オパールは比較的弱く、脆い宝石なので、加工をする時は、かなり気を使いますが、

なんだか、この2,3年、私の大好きな石です。

 遊色効果もあって(ないオパールもあります)、いつまで眺めていても飽きない魅力的な石なのです。

このリングのオパールはオレンジの部分と、無色の部分があって、

見る向きによって、まるで違う石のように表情が変わるので、

優柔不断な私は、作り始めるまで、石の向きや、セッティング方法、全体の雰囲気をどうするかなどなど、

迷いに迷って、かなりの時間を浪費してしまった。

でも、実際手を動かし始めると、あら不思議。

あっという間に原型完成。

なるようになった。という感じ?ちょっと違うんだけど、今はいい言葉が浮かばない。

そのあと、磨きやら、石留めには、それなり、いや、それ以上に時間をかけてしまったのですが・・・

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2008年2月15日 (金)

「センス」

今日は、ROOMSというファッションの展示会に行ってきました。

ファッション、その中でも、比較的小さいブランドが多数出展していました。

洋服と、かばん、靴、アクセサリーの、こだわりある、いわゆるオシャレさんなブランド。

出展者も、来場者も、雑誌のおしゃれスナップのようなオシャレさんばかりで・・・

みなさん、よくもここまで、まぁオシャレなこと。

女性は、ほんとにモデルさんかと思うようなきれいな方ばかりで、たいへん良い目の保養をさせていただきました。

ブースを見ていて、感心したのは、商品はもとより、ディスプレイがとてもお上手。

見せ方が上手です。アンティーク家具を使っていたところが多いように感じたのですが、手作りのオリジナル什器とか、小物の使い方には本当にすばらしい。

こういった「見せ方」は、IJTなどの宝飾の展示会ではあまり魅力的なブースはないというのが、正直なところ。商品も大事だけれど、人様にブランドのコンセプトをアピールするには、雰囲気作りも大切にしたいところです。参考になりました。

出展者はどこも、「これがわたくしのセンスです。」という、自信が感じられて、そこもまた、すごいなーと。

わたしも、デザインする人間ですが、実はいつもビクビク。見る人がどう感じるのか、作ったものを良いと思っていただけるのか、満足していただけるのかばかり気になってしまう。

わたしの仕事に限って言えば、主にオーダーメイドを請け負っているので、一対一のセンスのすり合わせという作業が非常にむずかしい。

こちらが良いと思うものが必ずしも相手にとって良いものではないから。お客さんが欲しいと思うものが第一なので、「えー、こんなの作りたくない。」とか、「ほんとにこれでいいのか?」というものも作らなければならない。

もちろん予算や材料にも限度があるので、制限も多い。たくさんある中で好きなものを選んでもらうのとは違うので、一発勝負。

だけど、どんなお客様にも、気に入ったものを身に着けていただきたいので、自分の中にたくさんの引き出しというか、バリエーションの在庫みたいなものを身に着けたいと常々思っている。

今は、時間のあるときにたくさんオリジナル商品を作って、選択肢を作るのが目標。で、その中に個性が出たらもっといい。

長々とわかりにくい文章を綴りましたが、今日はそれだけ考えさせられた一日だったということで・・・・

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2008年2月 7日 (木)

ヒスイ

Dsc00377

てっきりヒスイだと思ってました。

でも・・・・・・・・・なんと・・・・・・・

       *

       *

ガーネットでした。

Dsc00374

ハイドログロッシュラーガーネット。

ビルマのミッチーナという場所で採掘されたようです。

こんなふうに、桃の形に研磨されているものを見たのは初めて。

じつは、鑑別機関に持ち込んで、鑑別を依頼したところ、無数の石を見てきた鑑別師さんでさえ、ヒスイだと思い込んだらしい。

しかし、鑑別機器(屈折計とか)でしらべてみると、ヒスイで得られるはずの数値ではないものが出てしまう。





・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、なんなんだコレ?

と、なったらしい。で、

鑑   「判らないので、お返しします。」

私   「 (゚∇゚ ;)エッ!? 持ち主さんの言うことには、ガーネットらしいのですが・・・・」                     

     (持ち込んだ時には、あえて言わなかった。いじわるだから。)

鑑   「え~~~~~~~~~~~~!!!!!で、ではもう一度、その線でお調べしてみます・・」


そんなこんなで、今日、正真正銘のガーネットだということが証明されました。

しかし、鑑別代が、通常の6倍って・・・・・・・・・      オイ。

ビルマでも、このガーネットの前の持ち主(現地人宝石ディーラー)だけが、ガーネットだと言い、そのほかのディーラー達は、「初めて見た、なんだかわからん」と首をかしげていたらしい。 

現地ディーラーさん達は、20年以上、石ばかりを見てきた人々。その目が収入を大きく左右するので、それはそれは必死で石を見て生活してきたのだと思います。そんな人たちでさえ、「なんだかわからん」だったなんて。よっぽど変り種なんでしょうね。

お目にかかれて光栄です。(✪ฺܫ✪ฺ)

またひとつ、カシコクなってしまった・・・・

:*:・。,☆゚'・:*:・。,ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ ,。・:*:・゚'☆,。・:*:









なんだか、今、洋彫りが楽しいです。毎日遅くまで練習に明け暮れています。

この間、洋彫り教室の先生の作品を見せてもらう機会があったから、今まで以上に、モチベーション上がってます。

  Dsc00385練習用真鍮板Dsc003861 彫刻刀

大きさはこんなもん。

Dsc003871 まだ途中。もっと彫りこみます。

仕事もしてます。

Dsc003432オパールのリング製作中

まだまだ、道のりは長い。

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